Vol.44 2011.08.01 卵巣がん早期発見はエコー検査が有効

★ 40代から急増、50~70代でピークに

発症は40代から急増し50~70歳が最も多く、ここ30年で3倍以上に増えています。

★ 進行が早く死亡率の高いがん

卵巣は子宮の両側にある小さな親指ほどの臓器です。体外と直接つながってい
ないので、簡単に細胞を採取できません。
初期は症状がないので、診断がついたときには7割がすでに進行性がんとなっ
ています。

★ エコー検査で毎年チェックを

従って、できるだけ早く異変に気付くためには、定期的に経膣エコー検査
超音波検査)で卵巣の状態をチェックしておくことが重要です。
当院では子宮がん検診の際に同時に行います。短時間でできますし、
痛みもありません。
また、一部の卵巣がんは、卵巣にできた子宮内膜症から発症することもありま
す。若年層のかたも定期的に受診して経過観察をし、注意していきましょう。

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