「かんたん★セルフケア」では、
さまざまな不調を和らげる方法を看護師YOKOがご紹介します。
今日は、友人のショボちゃんがやってきました。
ショボ子: 最近、目がショボショボして、好きな本も読めないのよ。
目が疲れると何もする気がなくなっちゃってね・・・。
Yoko: 眼の奥が重たくなって、見えにくくなるのよね。
眼の疲れをとるには、まぶたの上に温タオルをのせたり、いろいろあるけど、
足の裏をケアするだけでもけっこう効くんだよ。
ショボ子: うーん・・・でも、どこが眼に効くツボかよくわかんない。
Yoko: だいじょうぶ。ポイントじゃなくて、眼に効くゾーンを圧し流すように刺激するといいの。コツはじわーっと圧すこと。もう片方の手で、足の指を軽く反らせておくとしっかり圧せるよ。試してみて。
リフレクソロジーセルフ編(誰かにしてもらってもOK)
1.あぐらか、椅子にすわった姿勢で。
2.足のウォーミングアップ
・足首回し(右あるいわ左の回しやすい方へ、何回でもよい)
・足指のローテンション(親指から1本ずつ右回し、何回でもよい)
3.目と耳のゾーンを刺激します。
○足の裏側から刺激します。
○親指以外の4本の指の付け根のキワが目と耳のゾーンです。
○第2指から第5指へ、第5指から第2指へ1往復します。
★ポイント
圧す手の反対の手でややそらしぎみに支え、付け根のキワを親指で圧していきます。
○次に目のポイントです。
○目のポイントは、第2指と第3指の間の指の付け根のあたりになります。
○ポイントの圧し方は、指と指の間の付け根に親指をあわせます。
○あわせたら、その位置から真っ直ぐ下に圧をかけそのまま少し前へ移動し、さらに親指側へ少しカーブするように刺激します。
★ポイント
反対の手で、足の甲を支えるようにします。強く圧しすぎずにじわ~っと力をいれて、じわ~っと力を抜くと気持ち良いですよ。
おまけ(後頭骨オステオパシー)
人の頭は背骨にぽんっとのっかているだけなんですよ。重たい頭を支えるので首や肩の筋肉は緊張しやすいんです。疲れ目の時にも効果がある、後頭骨オステオパシー。頭の後ろの骨の縁を親指で左右3本ずつラインに沿って持ち上げるようにします。首ががくがくしないように、おでこを支えて、誰かにしてもらってくださいね。首の骨を触らないように!
首の骨は7つあります。少し頭を下げて、後頭骨の縁から下へ首をそっとなでてみてください。1つぽこっと出ているのが首の骨の7つ目で、隆骨と呼んでいます。ぽこっと出た骨を触れたまま、下げた頭をもどすと、触れている骨が少し下がるのが解りますよ。首の骨以外は頭を挙げても動きません。こんなあたりが首です。
一度自分の体チェックしてみてください。