『ロウバイ』の名の由来は二説あります。
花びらがろう細工のような質感であることからと
旧暦の12月(ろう月)に咲くことにちなんで。
どちらも梅の字がついていますがウメ科ではありません。
花をよく見ると中心の花芯が淡い黄色や白いものと
暗紫色のものがあります。
白いものは『ソシンロウバイ』と呼ばれます。
『素心』という清楚なイメージから人気がある品種。
ソシンロウバイから改良されたのが『マンゲツロウバイ』。
名のとおり花びらの形がまるく、ソシンロウバイに比べて
黄色も濃くて艶やかな美しさがあり、木全体がこんもりと
黄色に染まります。
どこかでいい香りがしたときには
足をとめあたりを見渡してみてください。
そこにいるのは清楚なお姉さん?
それとも艶やかな妹のどちらでしょう。
冬空に明るさをくれる美人姉妹を愛でてあげてくださいね。