Vol.71 2013.11.05 旅日記 ご縁の力漲る出雲へ

なぜ出雲が「縁結びの地」と呼ばれるようになったのでしょう。
大国主大神(おおくにぬしのおおみかみ)が天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に建造した出雲大社(天日隅宮・あまのひすみのみや)に鎮座されました。そこで大国様が司ることになったのが「幽れたる神事(かくれたるしんじ)」。つまり目に見えない縁を結ぶ神様となられたのです。
「縁」とは男女の仲だけでなく、家族、健康、仕事など生きていくうえでの様々な結びつきのことで、今までの「縁」に感謝し、これからの「縁」を願う場所が出雲大社、なんだそうです。

さて9月のとある朝。午前6時に待望の出雲大社に到着。

出雲大社前の神門通りはまだ眠っています。
奥に見えるのが一の鳥居「宇迦橋の大鳥居」です。

 

 

 

 

 

二の鳥居「勢溜(せいだまり)の大鳥居」
やっぱり早起きは三文のとく。
朝の空気の清々しいこと。
参拝者もまだまばらで神聖な気配が辺りに漂います。

一礼していよいよ参道へ

 

 

 

 

 

ここは全国でもめずらしい下り参道。
中央は神様が通られる道なので
端をしずしず進みます。
松の翠(みどり)が青空に映え爽やか。

 

 

 

ムスビの御神像

大国大神がまだ修行をされている頃、
日本海の荒波の向こうから現れた
「幸魂・奇魂(さきみたま・くしみたま)」
のおかげをいただき、神性を養われて
縁結びの神になられた時の様子を表しています。

 

 

 

 

 

 

拝殿はただいま改装中。 今年5月9日まで 大国様の仮住まいとされていました。
大しめ縄の重さは1トン! ねじりが通常と逆に なっているそうです。

 

 

60年ぶりに修造され、朝の光のなか荘厳な気配を醸す本殿。その場に佇むだけで、なにか大いなるものと結ばれているような独特な雰囲気があります。

本殿の真裏にある素鵞社は
大国様の父神、ヤマタノオロチ退治で有名な
スサノオノミコトをお祀りしています。
ここは、知る人ぞ知る
最強のパワースポット


本殿で参拝したら、ぐるりと裏へまわって
みてくださいね。

年に一度、八百万神の縁結び会議 今年は11月12日

旧暦の10月には、日本中から八百万(やおよろず)の神々が出雲に集まり、一年の縁結びの相談をされます。
それで他国では神様が留守になるので「神無月」といいますが、出雲地方だけは「神在月」と呼んでいます。

稲佐の浜に着いた神々を出雲大社へお連れする「神迎祭」の神事は、11月12日に行われます。
最強の婚活!と若い女性も全国からたくさん集まって熱気むんむん?!

さてさて、今年はどんなご縁が結ばれるか楽しみですね。

司朗クリニックで出逢えた皆様とのご縁に感謝。
皆様にすばらしいご縁が結ばれますようにお祈りします。

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