皆さんは高知県といえば何を思い出しますか。
坂本龍馬、鰹のたたき??
もちろん!どちらもとても魅力的なんですが、高知県はそれだけじゃない!
編集隊が見つけたとっておきの場所、それは “雲の上の町” にありました。
高知県西部、愛媛県との県境に位置する梼原(ゆすはら)町は、四国カルストの山々に囲まれ、町面積の91%が森林という山あいの小さな町です。高知市街から車で1時間半ほどですが、確かに空気感がぜんぜん違いました。瑞々しい新緑と澄んだ空気は清々しく、呼吸するたびにリラックス&リフレッシュしていく感じです。
隈研吾の建築が似合う町
新国立競技場の設計でも知られる世界的建築家・隈研吾氏と梼原町とは縁が深く、彼の建築物が町のあちこちにあります。
雲の上のホテル(現在はリノベーション中) | 市庁舎 |
雲の上のギャラリー | マルシェゆすはら (茅葺きの壁) |
「旧ゆすはら座」 | 彼の設計理念、人生を変えた場所 |
1992年に梼原町を訪れた隈研吾氏は古い木造の劇場「梼原座」から多くのインスピレーションを受け、木造建築の新たな可能性を感じたといいます。
編集隊のお気に入りの場所は「雲の上の図書館」。建物と梼原町の自然とのハーモニーが素晴らしい!!
図書館には誰でも入館できました。入口で靴を脱ぐのでほんとにリラックスできます。独特の構造で、スチールの柱をたくさんの木々が支えています。まるで森の中で読書をしているような心地よさです。
ゆすはらの棚田をイメージしたステージ | 各コーナーのワクワクするミニギャラリー |
リビングにいるようにゆったりと過ごす人たち | 児童書から専門書までバラエティに富んだ蔵書 |
手作りチーズケーキ180円でした | ボルダリングスペース(この日はコロナで利用不可でした) |
図書館の隣には四季を楽しめる庭があります | ゆすはらに棲む妖精 くもっぴー |
淡路島を抜けて四国にはいり自動車道を乗り継いでいくと、奈良から高知までは約5時間ほど。意外に近い?
少し足を延ばして雲の上の町を訪ねてみてくださいね。