ココナッツオイルは、おもに中鎖脂肪酸でできている脂質で、肝臓でケトン体に分解され、効率よく脳や筋肉のエネルギーとして使われます。体に溜まりにくい脂質なのでダイエット補助として期待できます。
★ココナッツオイル★ ココヤシの実から抽出される ★ココナッツミルク★ ミネラル成分が豊富 栄養素 中鎖脂肪酸 期待される効果 抗酸化力向上、認知機能改善、ダイエット、美容効果味・風味・調理法 ほんのり甘いココナッツの香り。そのままでも加熱しても使える |
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Dr.ShiroのオススメPOINT
主成分が脂肪だと太りやすいのでは?と思われがちですが、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はエネルギー転換が早く、体脂肪の蓄積抑制に役立ちます。抗酸化作用のほか、腸内の悪玉菌を抑え善玉菌を活性化する脂肪酸「ラウリン酸」が多く含まれます。もうひとつ注目したいのは認知症へのアプローチです。アルツハイマー病は、脳がブドウ糖をエネルギーとして使えなくなることが原因のひとつとなります。エネルギー不足を補う「ケトン体」が使われることから、ケトン体に変換されやすい中鎖脂肪酸を多く含むココナッツオイルは認知症予防対策としても期待されています。 |
★厚揚げ、パプリカのココナッツカレースープ
【材料】2人分
厚揚げ 1枚 ピーマン 2個 パプリカ赤 1個 カレー粉 小1 水 300ml
固形チキンスープの素 1/2個 ココナッツミルク 200ml 塩、コショウ
【作り方】①厚揚げは湯どうしして、ひと口大にちぎる。ピーマン、パプリカは小さめの乱切り②鍋に水とコンソメを入れて火にかけ、煮立ったたらカレー粉と厚揚げをいれて2,3分に煮る | ③ココナッツミルクを加えて、煮立ったら、塩、コショウで味をととのえる |
★鶏肉と野菜のココナッツオイル包み蒸し
【材料】2人分
鶏モモ肉 250g にんじん 40g レンコン 40g ネギ 40g
ココナッツオイル 大2 塩コショウ
【作り方】①鶏肉は食べやすい大きさにそぎ切りにして塩コショウをふる②ニンジン、レンコンは3㎜厚さ、ネギは4㎝に切る | ③クッキングシートに鶏肉、野菜の順にいれ、ココナッツオイルをかけて包む④レンジで1人分6分加熱し、3分ほど蒸らし、小口ネギをちらす |
★料理こぼれ話★
どちらの料理も調理はとても簡単です。ココナッツカレースープはエアコンで夏冷えした体にやさしいスープです。オイル包み焼きにいれるココナッツオイルはこんなに?とも思えますがエネルギーに変換しやすい脂質なので安心して使ってください。ココナッツオイルと鶏肉は相性ばっちりです。