真夏の炎天下でサルスベリが美しく咲いていました。
漢名の「百日紅」は、夏から秋にかけて長く咲いていることからつけられたようです。
これまでは遠くから眺めるだけで、まじまじと見る事もありませんでしたが今回メルマガでピックアップするので近づいてよく見てみました。枝はその名の通り、サルも滑りそうなほどツルツル、花は花弁が縮れています。
なんだかユニークな花ですね。
下の写真は雄しべをアップにしたもので、植物図鑑の解説では、雄しべは40本あり、長いのは6本だそうです。
オオバナサルスベリは、サルスベリの仲間ですが全てがビッグサイズです。
葉は30㎝、ひとつの花は6㎝、花穂は大きなものだと40㎝を超えるものもあります。
沖縄では街路樹として植えられています。葉はバナバ茶の原料となり、フィリピンでは1000年以上前から薬草茶として煎じて愛飲されてきました。糖尿病、皮膚病、便秘などの改善などの効能で日本でもブームになりました。身近な花でも案外、知らないことが多いですね。