★里芋と干し貝柱の炊きおこわ
鶏ガラと旨みたっぷりの干し貝柱のもどし汁で炊く洋風の里いもおこわです。
ほくほく美味しい秋の一品です。
【干し貝柱】
干し貝柱は高タンパク質で低カロリーの食材として知られています。生のホタテでは20%程度のタンパク質が、干すことで60%以上にアップ。ホタテに含まれるタウリン(アミノ酸の一種)には肝機能改善、高血圧予防、コレステロール低下、などの効能があるとされています。タウリンは水溶性なので戻し汁ごと料理に使います。
【材料】(4人分)
米 1カップ もち米 1カップ 干し貝柱 50g 水 2カップ 里芋 3-4個 ウインナー 4-6本 ニンニク 一片 鶏ガラスープ顆粒 小さじ2 油 適量
【作り方】
① 干し貝柱は分量の水に2-3時間以上つける。もどし汁はとっておく。
② もち米は洗って30分、米は15分ほど水につけてザルにあげる。
③ もどした貝柱は手で細くさく。
④ 里芋は皮をむいてひと口大に切り水にさらしたあと水をきっておく
⑤ もどし汁1と3/4カップに鶏ガラスープをとかす。
⑥ 米ともち米は合わせて、炊飯器(あれば土鍋など厚手の鍋)に入れ、貝柱、里芋の順に入れてもどし汁を加えて炊く。炊きあがれば蒸しておく。
⑦ ウインナーは5㎜の輪切りにする。フライパンに油をいれてつぶしたニンニクを加え、香りがしてきたらウインナーを投入し強火で炒める。
⑧ ごはんを上下に混ぜてウインナーをいれて軽く混ぜ合わせる。
【料理こぼれ話】
干し貝柱を使ってはじめて料理しました。香ばしい磯の香りとニンニクで炒めたウインナーが絶妙です。干し貝柱はストックしておくといろいろ使えて便利です。たとえば、ひと晩水につけてもどし翌朝、中華粥にしてもいいし、大根と炊いて塩だけで味をつけるのも美味しそうです。栄養価も高いのでよい養生食になります。