当クリニックの不妊治療は、漢方や分子整合栄養医学を用いた栄養学的アプローチによって、妊娠しやすい体質つくりを心がけています。
農業に例えれば、種まきに力を入れるのではなく、より良く育つための土づくりを心がけています。体外受精を望む方や、積極的に排卵誘発を望む方は不妊専門施設を受診してください。より自然な妊娠を希望する方や、体外受精で妊娠できなかった方、原因不明の不妊症の方など、よろしければ一度ご相談ください。
現在体外受精など他院にて不妊治療中の方でも、同時に体質改善を希望される方も当クリニックを受診されています。
体質改善
排卵障害や着床障害のある方に、漢方薬や分子整合栄養医学による栄養療法による食事指導(体質改善)を行い、排卵や着床しやすい体内環境を整えます。
特に、「鉄欠乏」は重要です。
たとえ通常の血液検査では正常と判定されても、生理のある日本人女性の約半数は、「かくれ貧血」(潜在性鉄欠乏)の状態です。実際、鉄剤の投与だけで妊娠されるケースも少なくありません。
タイミング療法
必要な方には排卵誘発剤投与などのホルモン療法、経膣超音波法による卵胞測定などを用いてタイミング療法を行います。
人口受精(AIH)
タイミング療法と併用して人工授精を行います。
その他
習慣性流産に対する免疫学的検査は行いますが、精子の濃縮や免疫療法、体外受精は行っていません。