トレポネーマと呼ばれる病原体の感染によっておこります。江戸時代から明治維新の頃には “花柳病” と呼ばれ、日本人感染者は非常に多かったようです。その後抗生物質の発見と普及で感染者は激減しましたが、クラミジアや淋病が若年者に蔓延しつつある現 在、感染症状が分かりにくい梅毒も再び流行する危険性があります。
感染初期には、偏平コンジローマと呼ばれるイボ状の突起物が外陰部にでます。最終的には脳神経が侵されます。感染者が妊娠すると、妊娠中に胎児に感染して異常をおこします。
検査法と治療法
血液検査で診断します。
治療法には、抗生物質の投与をします。