純粋な植物のベースオイルは、ビタミンを含んでいるものや、新陳代謝を促すリノール酸を含んでいるものなど、自身の効能も優れています。ベースオイルだけでマッサージしても効果がありますが精油とブレンドしてマッサージオイルとして使うこともできます。 ベースオイルにはたくさんの種類があり、それぞれ香りや色、肌触り、性質や効能があります。自分の肌に合ったベースオイルを選ぶことも大切ですね。 |
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★スィートアーモンドオイル (扁桃油) |
アーモンドの種から抽出。ビタミン、ミネラルが含まれて、幼児から高齢者にも使えます。ほんのり黄色で肌への浸透性がよくどの肌質にも使えます。 |
★グレープシードオイル | ブドウの種を圧搾して抽出。リノール酸、ビタミンEを含み、美顔にもおすすめ。 アレルギー性が低く敏感肌の方にも使用しやすく、さらっとしているのでオイリー肌の方にも使えます。値段もお手頃ですが、酸化しやすいリノール酸を含むので期限が短く、使用頻度を考えて購入してください。 |
★ウィートジャームオイル (小麦胚芽油) |
小麦胚芽を圧搾して抽出。ビタミンEを多く含み血行促進の効果や肌荒れ・肌の老化予防があります。濃いオレンジ色で、独特な香りがあり、単独ではつけ心地もかなり重いので他のベースオイルとブレンドして使用します。(5%~10%) 敏感肌には向かず、小麦アレルギーの方はパッチテストしてくださいね。 |
★イブニングプリムローズオイル (月見草油) |
月見草の種子から抽出。γーリノレン酸を含み、保湿や抗炎症作用もある高価なオイルです。アトピー性皮膚炎の方におすすめ。他のベースオイルに10%ブレンドして使用します。とても酸化しやすいので冷蔵庫で保管し、早めに使い切ってください。 |
★アボガドオイル | アボガドの果肉をしぼって抽出。ビタミンA、Eやカロチン、レシチンを含みます。浸透性があり、肌を柔らかくする効果があります。乾燥肌、皮膚の老化におすすめ。他のベースオイルに10%ブレンドして使用します。酸化しやすいため、冷蔵庫保管し、早めに使い切ってください。 |
★セサミオイル (ゴマ油) |
ゴマを圧搾して抽出。血行促進オイルなので炎症がある場合、湿疹が出やすい人は避けたほうが良いです。 |
★カメリアオイル (椿油) |
椿の実を圧搾して抽出。オレイン酸を多く含み、乾燥肌や肌荒れ、敏感肌の方にもおすすめ。さらっとしたオイルですぐに吸収されます。肌なじみがよく、とても酸化しにくいオイルです。 |
★マカデミヤオイル | マカアデミアの実から抽出。オレイン酸を含み、皮膚を柔らかくし、老化を防止する効果があります。他のバースオイルに10%ほどブレンドして使用します。酸化しにくいオイルです。 |
★ココナッツオイル | ココナッツの果実から抽出。無色透明で、さらりとしています。保湿効果が高く、ヘアケアにもよく使われます。 |
★ホホバオイル | 砂漠に生えるホホバの木の実から抽出。他のベースオイルとは異なり、液状ワックスで、高温でも変性しませんが、低温で固形になります。 どの肌質にも使えて、敏感肌のマッサージ、ダメージ肌のケア、日光から肌をガードする効果もあります。さらっとしたつけ心地でべたつきません。酸化しにくく保存がききます。 |
★オリーブオイル | オリーブの実の繊維より抽出。単独では重たいので他のベースオイルに20%ほどブレンドして使用します。オレイン酸を多く含み乾燥肌におすすめ。 |
★スクワランオイル | オリーブオイルからスクワレンを精製後、水素を添加してスクワランオイルができます。無色透明でのびがよく、どんな肌質にも使用できます。皮膚への浸透性がよく、とくに乾燥肌の方におすすめ。 |