菜の花は、“野菜(菜っ葉)の花”の意味。
アブラナやその仲間のチリメン白菜、小松菜などの
花をまとめた名前です。
野外でよく見かけるのは西洋アブラナの種類。
切花、食用は花菜(ハナナ)でチリメン白菜を改良した品種です。
素朴で明るい風情は古くから人々に愛され、
多くの俳句、詩歌によまれてきました。
菜の花や月は東に日は西に
(江戸俳人・与謝蕪村)
菜の花のはるかに黄なり筑後川
(明治文豪・夏目漱石)
目を瞑れば、あなたの心にも
いちめんの菜の花畑が見えるのではないでしょうか。