子宮頸がんは、40歳以下の日本人女性に発症する全てのがんの第1位で、特に20代ではここ15年で10倍以上増加しています。
子宮頸がん予防ワクチンは、HPVの外殻(遺伝子を持たない殻)を注射して抗体をつくり、HPVの感染を予防することで頸がんを防ぎます。
全てのHPVの感染を防ぐものではありませんが、16型・18型の2種の発がん性HPVを防ぐ2価ワクチンと、この2種に加えて「尖圭コンジローマ」の病因になる6型・11型を防ぐ4価ワクチンがあります。
これまでの2価ワクチンに加えて、2011年9月から4価ワクチンが承認されました。